自己検診のすすめ
乳がんをいち早く発見するためには、乳房にあらわれるちょっとした変化を見逃さないことが必要です。
視診は、目で見て観察する方法です。乳房が左右対称か、変形や乳頭・乳房の皮膚に変化がないかを見ます。
触診は、指で触れ観察する方法です。
月経が終わってから1週間後くらいを目安に、月に1回の自己検診を習慣にしましょう。
閉経後の方は、毎月日にちを決めて続けていきましょう。
まず、両腕を下げた状態で左右の乳房や乳首の形を観察します。
次に両手を上に挙げ正面、側面、ななめから、左右の形の違いや皮膚に不自然なひきつれや、くぼみがないか、発疹がないか、乳首がひっこまないかを調べます。
調べる側の肩の下にタオルなどを入れて乳房が胸の上で平らになるような位置を探します。
調べる乳房側の腕は頭の方にあげ、反対の手で軽く押さえながら乳房の内側をまんべんなく触りましょう。
乳房の外側を調べる時は上げていた腕を下げて同じようにまんべんなく調べていきます。このとき、つまむように触れてしまうとしこりがあるように感じやすいので、指の腹ですべらせながら触るとよいでしょう。
お乳をしぼる要領で乳首をつまんでみましょう。分泌物などが出ないかどうかを調べます。
茶褐色もしくは、血性をともなった分泌がでる場合には、必ずイークをはじめとした乳腺外科のある医療機関におかかりください。
現在のところ、決定的な予防法はありません。年1回の乳がん検診を受診して早期に癌を発見することが大切です。早く発見すれば、怖いものではありません。
イーク丸の内・表参道では、特別な理由がない限り35歳未満の方には超音波検査を推奨します。35歳以上の方にはマンモグラフィ検査と超音波検査の併用をお勧めします。
乳房にはどのような役割があるのか、その中でどこに乳がんが発生するのかを説明します。
乳がんのリスクが高い方の特徴をご紹介します。ご心配な点がありましたら、医師・スタッフにお気軽にご相談ください。
乳がんは他の癌と同じく、早期発見がとても大切な病気です。早期発見により治癒の可能性が高まる、治療の選択肢が広がることに加え、治療後の生活の質によい影響があります。
ピンクリボンとは、アメリカで生まれた乳がんの早期発見を願うシンボルマークです。
乳がん検査には、代表的な検査としてマンモグラフィ検査と乳腺超音波(エコー)検査があります。それぞれの特徴と選び方をご紹介します。
ここ数年、日本での乳がん検診の受診率は向上していますが、欧米と比較するとまだ高いとは言えない状況です。
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