婦人科検診
子宮頸がんは、性交渉の経験があれば20代でも発症のリスクがあります。発症のピークは35歳前後です。卵巣がんもまた若年層から発症のリスクがあり、50歳前後で発症のピークを迎えます。
子宮頸がんにも卵巣がんにも、通常は初期に自覚できる症状がほとんどないため、発見のきっかけとして定期的な検診が有効であるといえます。
経膣エコー検査は、卵巣の腫れだけでなく子宮筋腫や一部の内膜症をみることもできることから、イークでは、この検査を婦人科検診の基本項目としています。
子宮がん/卵巣がん検診 | 15,400円(税込) |
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※各種健診・ドックの費用は保険診療の対象にはなりません。
検査項目 |
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婦人科診察 |
子宮頸部細胞診 |
経膣エコー |
1.診察室に入り、医師より問診内容の確認などを行います。
気になることや、質問がある場合はこちらでお伝えください。
2.診察室から内診室に移動をします。
内診室に入りましたら、お荷物を棚の上に置いてください。
ショーツのみ脱ぎましたら、内診台の正面まで移動し、スカートを腰まで捲り上げて、腰をかけてください。
3.内診台が上がっていきます。
内診台が上がった後に足が外側に開脚します。動かずお待ちください。
4.子宮頸部細胞診検査を行います。
機械(腟鏡)を腟に入れ開き、ブラシで子宮の入り口の細胞をこすり取ります。検査は10秒程度で終わります。
痛みが強い検査ではありません。検査中はフーッと息を吐き、力を緩めてください。
5.内診を行います。
医師が腟に指を入れ、お腹を上から軽く圧迫します。痛みがある時は医師にお伝えください。
6.経腟超音波検査を行います。
最後に経腟超音波検査を行います。
経腟超音波検査では子宮、卵巣に異常がないか確認しています。
以上で検査は終了です。
ご不明点・ご不安点ありましたら、お近くのスタッフにお声掛けください。
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紀尾井町(女性用)
子宮がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染の有無を調べます。 HPV(ヒトパピローマウイルス)は感染しても、通常は自然と体外へ排出されます。 しかし、排除されることなく感染が長期化した場合に子宮頸癌となる危険性が高まります。
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STD(性感染症)検査4項目のセットです。子宮頸部細胞診と同時におりものを採取します。検査に痛みはありません。クラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダ クラミジア検査と淋菌検査をご検討中の方には、こちらのセットをお勧めします。
検査項目
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将来的にご出産を希望される方に受けていただきたい検査のセットです。母子感染する疾患や不妊・流産の原因となりうる病気を確認しておくことで早期治療のチャンスを作ります。
検査項目
ブライダルチェックとは、将来ご出産を望まれる方にご妊娠前に受けておいて頂きたい検査のセットです。
内科医師、乳腺科医師からの当日の結果説明、子宮・卵巣のがんの早期発見を目指した項目など、女性特有の疾患を幅広くお調べします。
子宮下部の管状の部分を子宮頸部、子宮上部の袋状の部分を子宮体部と呼び、それぞれの部位に生じるがんを子宮頸がん、子宮体がんといいます。
子宮頸がんは子宮がんのうち約7割程度を占めます。最近は20~30歳代の若い女性に増えてきており、30歳代後半がピークとなっています。
国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が死亡しています。
ほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因であることがわかり、現在ではワクチン接種により予防も可能です。
さらに、子宮頸がん検査は、がん検診によって早期発見・早期治療ができ、ほぼ100%治癒できる病気です。
子宮頸がん検査では、下図のようなブラシを使用し、子宮頚部の細胞を採取し、細胞の状態を検査します。
子宮頸がんの原因となるHPVについて
HPVはごくありふれたウイルスで、皮膚にできるイボなどの原因にもなります。
現在は300種類以上のHPVが発見されており、全てに番号が付けられています。
そのうち14種類がハイリスク型HPVと呼ばれ、子宮頸がんの原因になると考えられています。
これらのHPVは性交渉によって感染しますが、全ての女性の8割以上が、人生で一度はHPV感染を経験するといわれています。
そのほとんどは免疫によって排除されますが、約1割が持続感染となり、数年の時間をかけてがん化してしまいます。
子宮頸部細胞診の結果の見方
子宮頸がんの精密検査
子宮頸部細胞診で精密検査が必要な結果が出た場合は、コルポスコピーという拡大鏡で子宮頸部を直接観察しつつ、病変部を一部生検して組織検査を行います。
そこで初めて子宮頸部異形成や子宮頸がんの診断となります。
*当院ではコルポスコピー検査は行っていません。精密検査が必要な場合は紹介(紹介状有料)となります。
子宮は妊娠した時に胎児を育てる部分と分娩の時に産道の一部となる部分に分けることができ、それぞれを子宮体部、子宮頸部といいます。
子宮体がんは子宮体部に発生するがんで、最近我が国の成人女性に増えてきているがんのひとつです。
そのほとんどは、子宮体部の内側にあり卵巣から分泌される卵胞ホルモンの作用をうけて月経をおこす子宮内膜という組織から発生し、子宮内膜がんとも呼ばれています。
子宮体がんは閉経前後から発生率が高くなります。
子宮体がんのリスク
多くの子宮体がんの発生には、卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンが深く関わっています。
卵胞ホルモンには子宮内膜の発育を促す作用がありますので、卵胞ホルモンの値が高い方では子宮内膜増殖症という前段階を経て子宮体がん(子宮内膜がん)が発生することが知られています。
子宮体がんの症状
一番多い自覚症状は不正出血です。
子宮頸がんに比べ、子宮体がんになる年代は比較的高齢ですから、閉経後あるいは更年期での不正出血がある時には特に注意が必要です。
閉経前であっても、月経不順や乳がんを患ったことがあれば、やはり注意が必要です。
子宮体がん検査の方法
子宮の内部に、下図のような細い棒状の器具を挿入して子宮内膜細胞を採取します。
そのため、痛みや出血を伴う場合があります。
また、子宮の入り口が狭くなっていると、子宮の中まで器具を挿入することが難しい場合もあります。
このような方には超音波検査で子宮内膜の厚さを測って判断することも行われます。
子宮体がんになると子宮内膜の厚みが増してくることが多いので、超音波検査は有用な検査のひとつですが、初期のがんを検出できない可能性があります。
子宮体がん検査の結果は、上のようなⅠ~Ⅴまでの数字で表します。
Ⅰ、Ⅱは正常範囲内です。
Ⅲ以上の場合は精密検査が必要となります。
*当院では精密検査は行っていないため、精密検査が必要な場合は紹介(紹介状は有料です)となります。
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