
乳がん検診
乳がんは、超音波検査やマンモグラフィ検査で発見しやすい疾患です。
早期発見により治癒する可能性が高まるため、定期的な検診が大切です。
乳がん検診で
分かること
乳がん検診では、以下のような疾患を早期発見をすることができます。
乳がん
良性の乳房疾患(線維腺腫や乳腺症)
石灰化
嚢胞
2つの検査方法
乳がんの可能性がある「石灰化」を発見するマンモグラフィ検査と、おなじく乳がんの可能性がある「しこり」を発見する乳腺超音波検査。 乳がん検診はこの二つの検査の両方、または乳腺超音波検査のみを行います。年齢によっていずれかの方法をお選びいただきます。
乳腺超音波検査
- 35歳未満の方で、リスクが低い方向け
乳腺超音波検査とは、乳房に超音波を当て、その反射波を画像に映し出すことで乳房内部の状態を知ることができます。乳房内の病変の有無、しこりの大きさ、わきの下など周囲のリンパ節への転移の有無などを調べます。
<検査詳細>
・検査時間:約10分
・痛み:なし
・超音波検査
・妊娠中でも検査可能
マンモグラフィ検査
- 35歳以上の方や、リスクの高い方向け
マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影のことです。
乳房は柔らかい組織で出来ているため、乳房を圧迫・固定し、薄く伸ばした状態で撮影します。全体を写し出すために複数の方向(MLO:内外斜位方向とCC:頭尾方向)から圧迫し撮影を行います。
検査詳細<検査詳細>
・検査時間:5〜10分
・痛み:個人差あり
・エックス線検査
・妊娠の可能性がある方、妊娠中は検査不可
乳がん検診(単独)
乳がん検診A
乳腺超音波検査を行う検診です。35歳未満の方におすすめの検診です。
乳がん検診B
マンモグラフィ検査と、乳腺超音波検査を行う検診です。35歳以上の方におすすめの検診です。
年齢・リスクに応じた婦人科検診の受診をおすすめしています。
婦人科検診A
- 20代
- 30代
- 40代
- 50代
- 60代~
乳がん検査は乳腺超音波検査となります。
35歳未満の方におすすめの検診です。
- 乳腺超音波検査
- 婦人科診察
- 子宮頸部細胞診
- 経膣超音波
婦人科検診B
- 20代
- 30代
- 40代
- 50代
- 60代~
乳がん検査はマンモグラフィ検査と、乳腺超音波検査となります。
35歳以上の方におすすめの検診です。
- マンモグラフィ検査
- 乳腺超音波検査
- 婦人科診察
- 子宮頸部細胞診
- 経膣超音波
全身の検査をご希望の方は「人間ドック」をご検討ください。当院のドックには婦人科検診が含まれています。
イークの乳がん検診の特徴
聖路加国際病院
ブレストセンターとの提携
イークの乳腺外科は、日本有数の治療実績を誇る聖路加国際病院・ブレスト センターと提携しており、一部の読影/診察はブレストセンター所属医師または出身医師が担当いたします。
健診後、精密検査が必要になった場合には、担当医師がイークまたはブレストセンターにて検査を行います。また、治療が必要な場合は、速やかにブレストセンターにご紹介します。
高い検査精度と豊富な実績
イークは、乳腺検診の 実績豊富な医療スタッフ(臨床検査技師、放射線技師、看護師)の高いスキルと、高性能医療機器(マンモグラフィ、超音波診断装置)により精度の高い検査を実現しています。また、すべての方の乳がん検診の画像を必ず乳腺外科医が確認、所見がある画像はまた別の乳腺外科医がチェックする2重読影体制を徹底しています。さらに所見が確認された画像は、医師や技師が集合するカンファレンスにて最終確定します。
乳腺外科医によるカウンセリング
ご希望の方には、乳腺外科医による検査結果の説明を含めた、カウンセリングを行います。(有料)
検査結果を早く知りたい方や、乳腺に関する相談がある方におすすめです。